通信制高校からだと就職に不利ですか?
通信制高校からだと就職活動で不利になるかをよく聞かれるます。
保護者の方からも聞かれることがありますが、結論から言うと就職活動に不利はありません。
通信制高校での就職活動とその現状について紹介します。
通信制高校での就職活動とは?
時期になったら高卒の求人が公開されますので、気になる企業を探していきます。
通信制高校での就職活動の流れはこんな感じです。
- 就職説明会に参加する
- 職場見学に行く
- 応募する
- 就職試験を受ける
通信制高校だと、求人の数は少ないですか?
全日制高校に来る求人の数がわからないのですが、少なくはないと思います。
四條畷キャンパスに届く求人票だけでもたくさんありますし、全国版の高卒求人からも探すことができます。
通信制高校での就職活動は、他の高校も同じでしょう。
通信制高校は就職に不利なの?
通信制高校だから就職に不利というのは、なぜなのでしょうか。
通信制高校のイメージでしょうか。
昔は通信制高校のイメージが良くなかったかもしれません。
しかし今は、通信制高校は1つの選択肢です。
全日制高校と通信制高校では、通信制高校はまだまだマイノリティーかもしれません。
しかし、通信制高校だからという理由で就職活動が不利になることはないでしょう。
なぜ通信制高校なのかを、就職面接では聞かれるかもしれません。
その時に、不利にならない答えを用意しておけば良いし、ネガティブな理由で通信制高校を選んだとしても、卒業までに何かポジティブに話せることを作っておけば良いでしょう。
通信制高校での就活の取り組み
通信制高校では、と言いたいところですが他の高校の取り組みはわかりませんので、鹿島学園四條畷キャンパスでの就活の取り組みについて紹介します。
四條畷キャンパスでは、就職希望の生徒にこんな取り組みをしています。
- 就職の応募先とのやり取り
- 履歴書の書き方を指導
- 面接の練習
就職したい企業を決めたら、四條畷キャンパスが企業の担当者さんに連絡し、職場見学のお願いや応募の手続きを進めます。
履歴書の書き方も指導します。
生まれて初めて履歴書を書く生徒も多いので、書き方に迷うことも。
一般常識を外さないように、履歴書の書き方を指導します。
学歴には「高校」ではなく「高等学校」と書くなど一般常識的なことから、志望動機の内容まで、書くことはたくさんあります。
不利とならないような就活のために
通信制高校からの就職ですんなり採用される子もいればなかなか採用されない子もいます。
すんなり採用される子に共通しているのは「必ず就職する」という強い信念があるように感じます。
からなず就職すると心に決めているので、就活のための情報収集も積極的に行うし、志望動機もしっかりしています。
なかなか採用されない子に共通するのは、就職したいかどうかも自分の中にハッキリしていないように感じます。
自分でも志望動機がわからないようであれば、通信制高校でなくても、どの高校出身であっても採用されるのは難しいのではないでしょうか。
企業の立場からすると、「どうしても、御社で働きたいです!」と言ってくれる子を採用したいわけです。
就活で不利とならないためには、積極的に情報収集し、志望動機をしっかりと自分の中に持っておくことも大切です。
社会人になるというのは、社会貢献をすることでもあります。
自分がどんなことで社会貢献したいと思っているか、また、社会貢献できるかも言葉にしてみると良いでしょう。
コロナ禍で就職自体が厳しいかもしれません。
通信制高校だから就職に不利なのではありません。
社会人になるという自覚を持って、前向きに行動してみてください。
ちなみに、キャンパスで就職希望の子は全員就職しています!